ご挨拶

第37回SAM学会学術大会

大会長 西村 泰光
川崎医科大学衛生学 准教授

第37回老化促進モデルマウス(SAM)学会学術大会を2022年7月28日から29日の2日間京都にて開催します。今大会は第45回基礎老化学会大会(7月27-28日)と同一の会場に於いて相互交流を図り開催され、老化研究に携われる参加者皆様にとって一層有益な時間となることを期待しています。
大会では、研究協議会の時代から続く“老化研究の議論の場”としての重要性を何より大切にしたいと思っています。既報の研究成果や進捗途上の内容であっても、SAM研究者間ならではの質疑応答による研究の発展をご期待いただき、多くの皆様に演題申込を是非ご検討いただきたいです。

本大会では“神経・脳・免疫”をキーワードとして特別講演と2つの教育講演を第一線でご活躍の医師/研究者に依頼しました。また、シンポジウム「モデル動物から考える老化のpathophysiology <ゲノム解析と遺伝子改変を介した老化研究へのアプローチ>」も予定されます。更に、「はじめてのSAM」においては、SAMP10で明らかとなった2系統間の違いについてご紹介いただくと共に、研究上の疑問について議論が交わされる事を期待します。
以上のような学術大会を準備いたしますので、是非とも多くの方々にご参加をお願いしたく存じます。尚、発表者には学会員の資格が求められますので、お早めにご入会いただきますようお願い申し上げます。

会場となる京都テルサは、京都駅八条口から南へ徒歩十数分の場所にございます。暑い事が予想されますので、駅前からのタクシー乗車もご検討ください。会場は、検温計、アルコール消毒、飛沫防止アクリル板などのコロナ対策も万全に備えます。また、会場から徒歩15分(京都駅には徒歩数分)の会場にてコロナ対策を図った懇親会も予定します。

In personでの学術大会を3年ぶりに開催し、研究の一層のご発展、研究者交流に貢献できるよう微力ながら奮闘したいと思います。至らぬ所ばかりかと存じますが、ご支援賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。